Archive for the ‘暮らし’ Category

今週のハコニワ · 2017年7月25日 火曜日

岩手産鈴竹の六角形の盛りカゴに

季節の果物が瑞々しくおすましして、

ムシムシと不快指数の高い今朝に、一服の清涼剤。

絵が描けたら静物画でも描いてみたいくらいです。

残念ながらまったく絵心がない自分が歯がゆいです。

実家の父は絵が得意な人で、私が幼い時にも

チラシの隅にちょこちょこっと私のために描いてくれた絵が

ドキリとするほど上手で、子供ながらに目を見張りました。

父は高度成長期の企業戦士だったので、

せっかくの絵心を発揮する時間もなく突っ走ってきたけれど、

定年後にやっと油絵に没頭してたくさん絵を描いてました。

大病を患ってからは、そんな気力もわかなくなってしまったのが

残念です。

それでも、何もしない、どこにも出かけない毎日で、

声を出せない、食べられないという辛さを抱えながらも

いつも穏やかな表情でいてくれるのが私や母の気持ちを

救ってくれています。

 

さて今週のハコニワは水曜から土曜日まで営業する予定です。

よろしかったらお出かけくださいね。

 

岩手鈴竹六角盛りカゴ  4800円+税

 

 

 

 

 

 

ゆっくり力 · 2017年6月30日 金曜日

高野友美さんの花器に、雨粒をまとった庭の小さな花を

挿して、お客様をゆっくりお待ちしている午後です。

今日で6月も終わり。一年の半分があっという間に

過ぎ去っていきました。

月日ばかりが私の上をびゅんびゅん通り過ぎるようで

わけもなく焦ったりするのはいつもの事です。

眉毛がいかにも戦闘モードの女性議員の

耳をふさぎたくなる声が、

連日TVから聞こえてきて気が重くなりますが、

あの方はどうやらものすごく時間を大切にする方のようで、

最短距離と最短時間で目的地に着かないと車の中で大暴れ。

自分の時間、自分のやり方、自分のペース、自分のプライドを

少しでも邪魔する者は決して許すまじと、マシンガン攻撃。

生まれてからこれまで、無駄を許さないガチガチの合理主義の中で

優越感と強迫観念の両輪を走らせ、

エリート街道を突進して来られたのかもしれません。

しかし人生は寄り道したり、立ち止まったり、

のんびり景色を見たりすることがないと、豊かなものには

ならないのかな、と思います。

時間に追われていては、大切なものを失っているのも

気付きません。

この私も、少なからずせっかちで、

車から荷物を下ろすと同時にドアを閉めるため、

よく顔をドアにぶつける。

階段を一段飛ばしで降りるうちにずっこけるなど

せっかちが招く失敗も数知れず。

今日もATMで並んでいる時に、

手続きが終わったのに悠長にバックの中の整理などして

なかなか譲らない人にイライラッとしている自分がいました。

急がなければならない特別な理由などないのに、

時間のロスが妙にもったいないと思えてしまう、小さな人間です。

しかしそんなみみっちい根性が自分を支配してきたと思う時は

モタさん(斎藤茂太)の「ゆっくり力ですべてがうまくいく」という本を

思い出すことにしています。

ガンジーが言ったように「善きことはカタツムリの速度で動く」とか、

「美味しいワインはゆっくり熟成する」とか、

「本当の力はゆっくりと身につく」とかを思い浮かべて。

2017年後半、ゆっくり、ゆっくりと。

すぐに小走りして息切れする自分に言い聞かせますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

リトアニアリネンのいろいろ · 2017年6月23日 金曜日

リトアニアリネンのハンカチ、キッチンクロス、エプロンなどなどが

届きました。

リネンのハンカチは一度使ったらもう離せませんよ~。

さらっとふわっとした使い心地と吸水性は抜群。

発色も良くて、装いに合わせてハンカチ選びも楽しいものです。

キッチン周りにもぜひお気に入りのリネンクロスを置いたり

キュッと素敵なエプロンを着けて、

気持ちよく家事をしませんか?

 

しっかし、、、(急に話は飛びまして)

聞くだけでも憂鬱になるような金切り声と暴力をふりかざす

パワハラ女性議員だの、

壮絶な闘病のまま逝ってしまった麻央ちゃんだの。

ここ数日、いろいろな女性の生きざまに翻弄される私。

エリート街道まっしぐらだったその女性議員の裏側の

心の闇っていったいどんなもんなの?

麻央ちゃん、ああ麻央ちゃん、無念でしょう。

どちらの女性も幼子の母。

その子供たちの行く末を思うにつけ、胸が痛み、

呼吸が苦しくなります。

ふたりの女性に降りかかった運命は、

そのまま、その子供たちにまで大きな傷を残してしまうのが

辛いことです。

まずは心身ともに健全であることがどれだけ尊いか、

身に沁みております。

 

 

 

 

 

 

 

今週のハコニワ · 2017年6月13日 火曜日

今日は梅雨入りしてから初めての梅雨らしい日。

私はミントシロップと梅のシロップを仕込み中。

ミントシロップは初めて作ります。

ミントは茎が入ると苦みが強くなると聞きましたので、

まずは茎から葉っぱを一枚一枚ちぎります。

それだけで部屋中にミントの香りが漂い始めて、

曇天の薄暗い部屋の中にふわ~っと清涼感が満ちてきました。

このミントは、うたうた12つきさんが花材を仕入れる農家さんから

ゆずっていただいたもの。

我が家の庭にあるヘロヘロなミントとは大違い。

みずみずしくて力強ささえ感じます。

いよいよ今週の木曜の午前は、

うたうた12つきのハーブリース作りのWS。

WSにお申込みいただいた方、

木曜午前、楽しみにお待ちしていますね。

そして、水曜から土曜の午後は

いつものハコニワでゆるりとお待ちしております。

 

 

 

 

今日の考え事 · 2017年6月1日 木曜日

最近のお気に入り、高野友美さんの把手小鉢に

今日は冷たいスープ2種を盛りつけて、

お昼のワイドショーを見ながらのひとり昼ごはん。

先週で販売を終えたオテテベーグルを名残り惜しく冷凍しておき

小出しにしていただいてますが、今日でそれもラスト。

テレビで流れる加計学園問題に、ツッコミを入れながら食べました。

そして、今日もう一つ気になった話題が、

あるアパレルショップでのショップスタッフの声かけ不要バッグ。

調査では、お客様の約85%が

ショッピング中の店員さんからの声かけを快く思っていないそうな。

そこで、そのアパレルショップ、声かけしてほしくない人は、

店頭にある声かけ拒否バッグを手に持っていると

声をかけられずにショッピングできるということにしたそうです。

 

この私、普段はお客としての立場と、お店側という二つの顔を

持ち合わせておりまして、

お客としての立場だと、まさしくその85%多数派の中のひとり。

買い物中はできればお店の方に声をかけてもらいたくない派です。

声をかけられると、なぜか冷静さを欠いてしまい、

特に欲しくないものを買ってしまったり、反対にすごく欲しかったのに

なんとなくその気が失せた、、、ということもあったり。

なので、反対に店側の立場でいる時は、

お客様にはあまりお声をかけずに

ゆっくり見ていただきたいな~というスタンスでおります。

でもそれが約15%の方には不愛想にも映ってしまうやもしれず。

ん~難しいです。

もちろん、逆に私に話かけてくださるお客様もたくさんいて、

私も待ってました!とばかりにお話しさせていただき

楽しい時間を共有できたな~という時もありますので

もしお嫌でなければ、どんどん話しかけてくださいませませ。

 

さて、話は戻りまして、その声かけ不要バッグ。

たとえばウインド―ショッピングの時はどうしたらいいのでしょう?

バッグを手に取るのはいいとしても、そのまま空のバッグを

戻すのって、どうも気が引ける~。

バッグという何か中に入れるという役目のない物、

例えば、バッチとかにしたほうがいいんじゃない?

いやいや、

そもそも話しかけないでって拒否の感情をアピールする自体、

バッグだろうがバッチだろうが、すごく勇気がいることです。

私持てるかな?そのバッグ。

拒否をアピールできないな、この性格。

そんなこと気にしすぎて、

お店から足が遠のいちゃうということにはならないだろうか?

そもそもこんなに、イジイジ考えちゃうのは私だけだろうか?

なんてことを考えながら店番していた昼下がりでした。

長々とどうでもいい話にお付き合いいただき、すみません!

閉店時間となりました。

 

 

 

 

 

 

マトリョーシカ · 2017年4月10日 月曜日

もぬけの殻になった長男の部屋から見える満開の山桜。

 

息子のことが大好きだった麦なのに、息子がいなくなったことなど

まったく気にも留めていない様子。

 

私、一週間ほど背中の痛みに悩まされていました。

長男が一人暮らしをはじめて、

私の心の中にぽっかり開いた穴のせいで、

体のバランスが少し狂ったのかもしれません。

背中の痛みは、実は懐かしい痛みでもありました。

息子は小さい頃は気難し屋の甘えん坊で、

おんぶをしないと昼寝にしろ夜にしろ寝ない子だったので、

いつもおんぶをして寝かしつけ、

やっとこ寝入ったのを待って、そっと布団に連れていく毎日。

多分一歳近くまでそんな状態だったので、

私の背中はよく悲鳴をあげて

寝込んでしまうということもありました。

次男が生まれてからは、今度は次男をいつもおんぶして

長男の外遊びに付き合っていたので、

息子たちが幼い頃は、いつでも背中の痛みを抱えた日々

だったように思います。

この春は、そんな息子の巣立ちで、長年の肩の荷が下りたはず。

なのに、なぜなんだろう?この痛み。

子育て期のノスタルジーとして、

最後に神様が思い出させてくれているのかな~なんて

こじつけたりして。

 

こんな私の事を案じて、実家の母から渡されたメモは、

背中の痛みを改善するストレッチを検索して、

手書きしてくれたもの。

そのメモをたよりにストレッチをやりながら、

子を案じる母ごころを、そのまた母が案じているという

母ごころのマトリョーシカ状態に泣けちゃうのです。

次男の高校生活もスタートし、またお弁当作りも始まったことだし、

いつもの忙しない日々が、立ち止まりがちな気持ちを

どこかへ押しやってくれるでしょう。

生活っていつもそんなもの。

 

さて、

お休みしている間に、ひそかに5周年を迎えましたハコニワ。

いつまでたっても、こんなゆるりな状態ですが、

これからもお付き合いいただけましたら幸いです。

今週は木曜から土曜までopenします。

オテテベーグルは木曜に届きますよ。

春の庭で、雑草抜きなどしながら

店番しておりますね。

 

 

 

3日、4日営業します。 · 2017年3月2日 木曜日

ただ今お休みばかりいただいているハコニワですが、

今週は3日(金)と4日(土)はOpenいたします。

来週は8日(水)と9日(木)のOpenとなります。

8日はオテテベーグルも届きます。

入荷しているものもいろいろございますが、

なかなか落ち着いてご紹介ができずにいます。

写真の高塚和則さんのサクラの四角皿も久しぶりの入荷。

お皿としても使えますし、お茶の時間のトレイとしても

お使いいただけます。

 

昨日は上の息子の高校の卒業式でした。

本当に温かくて心に残る良いお式でした。

息子はたくさんの真心のある先生方と友人たちに囲まれて

親が思うよりずっと成長させていただいていたようです。

ある先生がくださった言葉で、

「生きるということは頂いていること、

生きていくということは返していくこと」という言葉が

心に残りました。

これから主体性をもって「生きていく」であろう息子は

今までたくさんいただいた皆さんからのご恩を、

今度はいろいろな場で返していく人になってほしいです。

 

ハコニワはお休みがちですが、

私もいろんなことを勉強させていただいてる時期かな~と。

濃密な時間をすごしている充実感の中にいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おひつと飯わん · 2017年2月4日 土曜日

このたび、おひつが入荷しました。

木曽のサワラとヒノキの曲げわっぱのおひつ。

杉のものよりお値段もお求め安く、お手頃ですが

機能は十分すばらしいと思います。

一足先に我が家でも、「おひつ生活」はじめました。

結婚当初は夫の独身時代の炊飯器を使ったものの、

その炊飯器の柄に我慢ならず、

嫁入り道具の鉄鍋でお米を炊きはじめたのがきっかけで

「じゅうじゅう炊いたら火を引いて、赤子泣いてもふた取るな」を

実践し続けています。

近頃の電気炊飯器はさぞかし高スペックでしょうし、

タイマーがあればあと30分は寝坊できるなーと思わなくない。

しかし、そこら辺は妙に偏屈で頑なな私だけに。

鍋で米を炊きつづけるということを自らのちっぽけな誇りとして

生きているのであります。

そこにおひつが加わってしまったもんだから

ますますごはん自慢に拍車がかかるというもの。

「ハイハイ、ご勝手に」というツッコミをいれてるあなた様、

ツッコミをはねのけて言わせていただければ、

おひつ、なかなかいいですわ~。

ご飯の余分な水分を木が吸ってくれて、米粒がしっかり美味しい。

冷ごはんもこれまた美味しい。

糖質オフなんてアホくさ!食べるど~。

そしてまた久しぶりに、砥部焼の飯わんも届いております。

染付の青が立春の光に映えて、

春は近いな~と思わせてくれる清々しさ。

とにかく丈夫なので、普段使いにはもってこいです。

(おひつ3合用 9000円+tax      砥部焼飯わん 1600円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草花説明書 · 2017年1月30日 月曜日

先日のこと。

うたうた12つきさんの昨年秋のリースの展示を

ご覧になってくださった方から、

ご友人へのプレゼントのご注文をいただきました。

出来上がってきたリースに添えられていたのが

「草花説明書」。

それはリースに使った花材のひとつひとつの説明を

丁寧に綴ったもので、

最後にミモザの花ことばが「友情」であることも

付け加えられていたのでした。

また、赤ちゃんのご誕生祝いのリースは、

一面の初々しいカスミ草の中に「母子草」がちりばめられている

素敵なものでした。

 

送り主のメッセージを主題にして、季節のエッセンスをちりばめ、

そしてうたうた12つきさんからご注文くださった方へのリスペクトを

ひしひしと感じる作品作り。

「草花説明書」がより一層その思いを伝えてくれていました。

言葉や文字の持つ力はとても大きいですね。

 

今日は朝から春を感じるようなぽかぽか陽気のせいか

そんな先週の心温まる出来事を思い出し、

光に誘われて庭に出てみると、なにやら春の気配。

裸になった寂しげな木々でも、近くに顔を近づけてみると

新しい芽をたくさんつけているのがわかります。

着々と次の季節の準備をしているようです。

 

 

 

 

 

 

26日は16時閉店です · 2017年1月25日 水曜日

 

明日26日はハコニワは都合により、16時閉店とさせていただきますので

ご了承くださいませ。

16時に店を閉めて中学校へ向かい、

いよいよ次男の最後の3者面談。

受験生のいるご家庭は今が佳境でしょう。

ご多分に漏れず我が家も

落ち込んだり、喜んだり、怒ったり、笑ったりのドタバタな日々。

そんな中、先日は息子からなかなか含蓄のある言葉を聞きました。

入試に忘れ物をしたり、おっちょこちょいをしている息子に

「ほんとにあんたのことで胸がキューっと苦しくなるわ!」と

私が言い放った時に、やけに大人びた顔で私に向かって言った言葉。

「あのね~、人生はクローズアップすれば悲劇だけど、

ロングショットで見れば喜劇なんだよね」

私はその言葉に不覚にも胸が撃たれたのです。

忘れ物をしようが部屋が汚かろうが試験ができなかったとぼやこうが

この子はなかなかすごいこと言うじゃないの!

意外にこの子イケテル?

しかし数秒後、それがチャップリンの名言であることを知り、

親バカの目の中の♡はさーっと消え去りましたけれど。

 

次男は読書もあまりしない子なのに、

たまに私を驚かせるような格言を披露します。

そのほとんどがヤツの愛読書、「人生はニャンとかなる!

~明日に幸福をまねく68の方法」からの受け売りか、

夫の書斎の片隅にある「男はつらいよ 寅さんの人生語録」

から失敬しているようなのですが、

その少ない少ないインプットの中から、

その時々にポンと取り出す言葉のセレクトはなかなかのもので、

怒ってプリプリしている私をクスッとさせたり、

しょげている私をグーンと引き上げてくれたりするから笑います。

確かに今一喜一憂していることのすべてが

長い目で見れば、そして振り返ってみれば

喜劇の中の彩りのひとつなのかもしれませんね。

そう思ったら、どんな時も少しは気が軽くなるというものです。

 

あ、そうそう、収納に役立ちそうな大き目の籠などが

入荷しました。

ヤツにもひとつ籠をあてがえば、散らかった部屋もなんとかなるかな?

なんてことも考えております。