Archive for 8月, 2015

古材の壁掛け · 2015年8月27日 木曜日

以前お客様からいただいたフウセンカズラの種を蒔いたら、

こんなかわいい風船がふくらみました。

今日も涼しくエアコンいらず。

窓からやさしく吹く風にかわいい風船がゆれています。

つる性の草花はこうして壁に飾ると、動きが感じられて好きだな~。

そんなことを実は前から考えていて、

いつもお世話になっている、つくばの中古家具屋sonotaさんにお願いして、

「花が飾れる壁掛け」を古材で作っていただきました。

古材の趣のある雰囲気が小さな野の花を引き立ててれます。

掛け花入れでなくても、お手持ちの小さな花器を壁にしつらえることができます。

花器を陶器にしたりガラスにしたり、その時々で変えられるのもいいですね。

おススメです。

古材の壁掛け・白 3500円  茶 3200円 (サイズw10センチ h60センチ)

 ※大きさ・形 いろいろなタイプがございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

リトアニアリネンとガラスの花入れ · 2015年8月25日 火曜日

夏が急に翳りはじめました。

昨日今日の涼しさにはとても癒されますね。

夜中はむしろ少し肌寒く、毛布が恋しくなって夜な夜な引っ張りだした程。

お腹を出してダラーンと寝ていた猫たちも、

温もりを求めるように、夫が脱ぎ捨てたシャツの上を二匹で奪い合って

昼寝をしています。

 

さて、今週のハコニワ。

いつも通り、水曜から土曜までの営業です。

入荷したものを少しご紹介します。

冒頭の写真のリトアニアリネンのハンカチ。

このハンカチの使い心地は本当に素晴らしく、

私の中ではもうこのハンカチしかいらないかも…と思うほど。

一度使って実感して下さったお客様が、色違いを探しによくいらして下さいます。

洗えば洗うほどサラリと使い心地がよくなって、色遣いも素敵です。

今回は大人っぽい色を意識して注文してみました。

こちらのエプロンもネイビーとフラックスのツートンカラーがかっこいい。

人気色なので再入荷です。

そして、新しくお取扱いさせていただく倉敷のガラス作家、白神典大さんの

花入れがいくつか入荷しています。

スモーキーグレーの花入れはただそこにあるだけで雰囲気があります。

枝ものなどを挿してみたい感じ。

テーブルやデスクや洗面所などに飾りたい小さな一輪挿しも

いろいろな形が届いています。

 

夏の終わりのハコニワ、のんびりとお待ちしております。

ぜひお出かけください。

 

リトアニアリネンのハンカチ 1200円 エプロン 6600円

白神典大 グレーの花入れ 6000円  小さな一輪挿し 2500円

 

 

 

 

 

タモの茶びつ · 2015年8月20日 木曜日

タモの木目が美しい、すっきりとしたシンプルな茶びつが入荷しました。

お茶道具を入れるだけでなく、様々な物の収納箱として使えそうです。

こんな美しい木箱だったら、インテリアにもいいし、

蓋をひっくり返して小さな箱膳としてもお使いいただけます。

 

25.8センチ×25.8センチ×17センチ 12000円

 ※原材料高騰のため、次回の入荷より15000円になります。

 

 

明日から · 2015年8月18日 火曜日

長めの夏休みを頂いておりましたが、明日からハコニワopenいたします。

まだ残暑が続くとはいえ、夜は暑苦しい蝉の声から、

チーンチーンチーンとかチロチロチロなどの

涼しげな虫の音へと交代していたことに昨夜はっと気づきました。

盛夏を過ぎ、すーっと落ち着きを取り戻す頃かと思います。

ハコニワに、ゆっくりとお立ち寄りいただけますよう。

お待ちしています。

槌目がほどこされているステンレスのカトラリー、

種類が増えて、お取扱い中です。

 

 

 

お母さんの夏休み · 2015年8月11日 火曜日

夏休みのお昼ごはん作りは、ある意味修行ですね。

朝ごはん食べさせて、洗濯して、掃除して、汗びっしょりだから

シャワー浴びて、そのついでにお風呂掃除して、

そしたらもういきなり「今日の昼メシなーに?」という声。

慌ててふたたび汗水たらして作った昼ごはんを、

息子たちはたいてい甲子園を見ながら、「美味しい」の一言もなしに

ドドドーと胃袋に流し込みます。

コンニャロ~!私は心の中で叫びます。

我慢できずに「美味しいですか~!」とアントニオ猪木の「元気ですか~!」

ぐらいの感じで問いかける時だけ、息子たちは慌てて「あっ美味しいですっ!」

とビビりながら答えるのです。

 

巷のお母さん方(同志の皆さん)、朝昼晩朝昼晩の食事作り

誠にお疲れ様です。

夏休みもやっと折り返したとホッとしてばかりはいられません。

これからはお昼ごはん作りだけにととまらず、宿題の進行状況に

ハラハラとイライラが加わります。

夏休みの母の修行はいよいよ第2ステージ。

気を引き締めてがんばりましょうね。

 

さて、私もハコニワは夏休みを頂いてますが、主婦としては全然休みなし。

疲れがたまっていたのか、先週またまたギックリ腰。数日寝込んでおりました。

腰もよくなってホッとしたそんな時に、うれしいプレゼントが舞い込みました。

長男は槍ヶ岳、夫と次男はキャンプ。

私、ウキウキお留守番。(ネコちゃんがいるからね)

食事作りに追われることもなくノンベンダラリ~な2日間をゲットしたというわけです。

いや~本当の夏休みになりました。

 

 

 

「ひととき」 · 2015年8月5日 水曜日

ハコニワ夏休みに入ってから、実家の父の通院が続き

運転手兼付き添いの数日を過ごしている。

昨日は通院に加え、母は近しい方の葬儀で長い時間家を空けることになり

母に代わって実家の留守番という役目も加わった。

父がスヤスヤと寝息を立てている昼下がり、いつもの時間の流れ方とは

まるで違い、私は新聞を隅から隅まで読んで時間をつぶす。

そこで目に留まったのが朝日新聞家庭面の「ひととき」。

 

家子さんという名前の71歳の主婦からの投稿で、

1944年、つまり終戦の一年前に生まれたその方に、

お父様は、皆が国のために死んでいくことが当たり前だった時代はおわり、

これからは家が大切な時代が来るとの思いを込めて、「家子」と名付けた。

その後、彼女の結婚を祝ってお父様の詠んだ歌、

「家々にあかりともれり ここにまた ひとつのあかり 吾子の家はも」

 

後に、その結婚により恵まれた長女に、彼女は「あかり」という名を付けたと

いうから、なんとまぁ素敵なお話である。

「私は71歳の今日まで、父が願った戦争のない日々を送ることができました。

元気に行ってきますと家を出た人が、帰りたかった家に帰れない。

そんな時代がふたたびくることもなく、みんなが家々にあかりを

ともし通し続けることができますよう、願ってやみません。」

そんな言葉で「ひととき」は結ばれていた。

 

そして、私は自分の名前のことを思った。

かわいらしくもなければ、個性的でもない「順子」という名。

幼いころから、この名になんとなく不満を持っていた私は

ある時父に名付けの意味を聞いたことがある。

「ただ順調に育つようにと思ったよ」という父の答えに、なんてつまらない

答えなんだろうと、少なからず落胆したのを覚えている。

でもあらためてその言葉を思い返すと、昨日はなぜかまったく別の思いが

こみ上げてきた。

親が子の誕生を前にして願う気持ちは、ただただ順調に育つように、

それ以上でもそれ以下でもないのではないか。

美しくあれとも愛らしくあれとも、才気あふれて未来にはばたけなどとは

望まない、ただただ順調に、と名付けてくれた父らしさと、

そこにある思いを受け取れたような気がした。

私は私で、実家でそんな「ひととき」を過ごしてきたのだった。

 

 

夏休み · 2015年8月1日 土曜日

今日も厳しい暑さでした。

そんな中も足をお運びいただいた皆さま、ありがとうございました。

あぁ、夏は今真っ盛り。

涼やかな器で夏野菜をいただいたり、冷菓を楽しんだりしながら

乗り切っていこうと思います。

ハコニワは明日より8月18日まで夏休みをいただきます。

夏休みが明けるころは、この暑さが陰り始めていることを期待して、

充電期間にしたいと思います。

皆さまもお元気でお過ごしください。

 

志村和晃 染付花文6寸皿 税込3672円 

ステンレス製槌目クリームスプーン 税込486円