Archive for 8月, 2013

リクエスト · 2013年8月29日 木曜日

いよいよ夏休み最後の日。

牛久市は8月30日から新学期が始まるので、今日は夏休み最後の昼ごはん。

夏休み、いやー、長かった…。

途中なんどか息切れしました。

毎日朝の家事を済ますやいなや、お昼ごはんのことを考えなくてはならない日々から

これで解放されまする。ウルウル…

「最後ぐらい息子クンのリクエストを聞いてみようではないか」と言ったら、

「茄子とベーコンのトマトソースパスタ!」ということになりました。

 

「あーあ、明日から学校かよ…」とため息をつきながらほおばる息子を横目に

笑いが止まらない冷淡な母、ここにあり。

我が家でスペシャル感を出したい日によく登場する

のが青柳憲儀さんのこのお皿。

夏休みをしめくくるのにふさわしい素敵な器です。

 

 

 

 

ワレモコウ · 2013年8月28日 水曜日

ワレモコウ、7月頃からうちの庭の片隅にひっそり咲いていたけれど

いつのまにか虫にやられて今は雑草に紛れてどこへやら。

昨日買い物がてら花屋さんにあったワレモコウを買ってきました。

ワレモコウは「吾亦紅」と書きます。

その他色々諸説はあるみたいだけれど、私はこの字が好き。

「私も紅ですよ」とひっそりつぶやいていそうな感じがするから。

秋の野原で、地味だけれど確かにポッと紅色をたたえている…

「私、どう?」って胸は張らないけれど、

「吾もまた紅なり」とあくまでも古語調の風情で、

風に揺られている様子に惹かれてしまう。

渋い土物の花器に活けるには、まだまだ残暑が厳しくてしっくりこないので、

ガラスのボウルに活けました。

 

(ガラスボウル 前田一郎 3150円)

 

 

 

 

 

新カテゴリー · 2013年8月26日 月曜日

睡蓮鉢の金魚が気になって仕方ない麦

ハンモックのバーによじ登るお転婆、麻

 

とうとうハコニワ店主のブログに新カテゴリーお目見え!

お待たせしました、「猫のこと」。

え?待ってない?

でもね、お店に来て下さるお客様の多くが

「猫ちゃんたち、どうしてます?」と声をかけて下さるのです。

 

この夏のハコニワ家族、どこにも旅行に出掛けませんでした。

息子が受験生だから…という理由ではまったくなく、

ただただ麻と麦を留守番させるなんてできなかっただけ。

獣医さんは「猫ちゃんは2泊ぐらいだったら留守番させても大丈夫ですよ」と

言っていたけれど、ちょっとそういう気分にはなれなかった。

だって、とても2日も会わずになんかいられないのですよ。

可愛くてたまらんのです。

 

イタズラざかりの3ヶ月の子猫たち。

今日は麦にグラスを割られ、

頼んでもないのに麻はお米を研いでくれた!

でも、どれもこれも許せてしまう。

「どうぞイタズラいっぱいしなはれ。

イタズラしないと素敵なレディにはなれないからね」

どこまでも寛大な私。っていうか、こんな自分はじめて。

愛しすぎてため息が出る。心が震える。フフフ♪

 

 

 

 

めぐるよ、めぐる。 · 2013年8月22日 木曜日

ブログのよいところ。

去年の今頃の様子がわかること。

暑い、寒い、うれしい、悲しい、がんばった、へこたれた。

そんなひとりのちっぽけな人間にふりかかるいろいろなことはさておいて、

季節とやらは、めぐりめぐっていくものだということがわかる。

そして、また夏の終わり。

 

去年の9月1日のブログと同じ懐かしい音が、今日お店のどこかから聞こえてきました。

チンチンチンチン…小さな小さなカネを遠慮がちにならすコビトさん、

ではなくてカネタタキという虫。

ここかな?あそこかな?

どんな虫か確かめたいのだけれど、なかなか姿を現さない。

でも窓外の蝉の声とはうらはらに、涼しげで切なげで風情のある音。

その幻の姿を追って、ここかな?あそこかな?

そんなこんなで、閉店時間となりました。

 

夏もそろそろ終わりのようですので、カゴバッグや

サイザルバッグ、麻のざっくりバッグ、ラフィアの帽子などを

お求めやすくお値下げしました。

そんなに数はありませんが、残り物には福あり…かも。

気になっていた方、このチャンスにぜひどうぞ。

 

 

 

 

 

夏の翳り · 2013年8月18日 日曜日

松本の実家に帰省していた方から、お土産に開運堂の道祖神をいただきました。

こんな道祖神が辻にまつられてるところで育ってみたかったな、

なんて思ったりしながら、お茶の時間にいただきました。

 

「送り盆を済ませると、夏も終わりという気がする…」

田舎の旧家を切り盛りする従姉がそんなことをつぶやいていましたが、

夕方表に出ると、確かに夏が翳りはじめていました。

大人になってからは宿題も無いのに、

なぜかやり残したことがたくさんあるような焦燥感。

いつも夏の終わりに感じるこのザワザワした気持ちはなんだろう?

 

遠くから盆踊りの太鼓の音。

近くの草むらからは、秋の虫の音が聞こえています。

 

 

 

 

 

 

ご褒美 · 2013年8月16日 金曜日

今朝はいつもと違って

乾いた風が吹き抜けて、本当に気持ちいい。

猛暑が続いておりますが、冷たい空気に入れ替わる夕暮れや

乾いた風が心地よい朝は、日頃のガマンをいやしてくれるご褒美のようです。

 

こんな日は朝から家事がはかどって、働き者の私。

8時に干した洗濯物が、もう10時には乾いていて

第2段のシーツも洗濯して干しました。

その合間にご褒美のアイス。

この夏はまっておりますアイスの実「モモ」。オススメですよ。

麻にはカラッと乾いたタオルがご褒美のようで、

さっそく寝床になりました。

日々の小さな幸せの見つけ方は、猫に教えてもらうのがいちばんかも。

 

今日もハコニワ13時から17時のopenです。

息子の夏休みの宿題の相談に乗りながら、のんびり営業中。

 

(アイスの実の器 前田一郎  ガラス片口 2625円)

 

 

 

 

 

猫と夏休み · 2013年8月13日 火曜日

毎日エアコンの中で暮らす麻と麦ですが、この暑さ続きで少し食欲減退。

そこで器をやちむん(沖縄の焼きもの)に替えて、マグロのキャットフードから

鶏のささみのスープ仕立てにしたら、たちまち食欲回復。

猫だって、たまには気分を替えたい。人間といっしょ。

猫とやちむん、なかなか似合う。

 

 

夏休み、早くも後半。

そろそろ宿題のプレッシャーで気が重くなってる次男。

よっしゃ今日は絵を描くぞ。

麻と麦に邪魔されて、なかなか進まない。

でもカワイイから許します。

 

 

 

 

 

夏の日のつれづれ · 2013年8月11日 日曜日

猫は居心地の良い場所を選んで寝るようです。

たまにどこを探しても見つからない時があって、まるで飼い主にかくれんぼを

仕掛けてるかのよう…

「やだ、麦はこんな所にいたの?」

「麻!いなくなったかと思って心配したよ」

せっかくよい寝床を見つけて寝入ってる時に、大きな声を出して

無理矢理ムギュっとする私に、迷惑そうな一瞥を向けながら

とりあえず「ミャー」と一声返してくれるカワイコちゃんたち。

今日の麦の午睡はお風呂の洗面器の中でした。

 

昨日、流れる汗をぬぐいもせず洗濯物を干していたら、

見つけました!アマガエル。

毎年この季節になると、我が家の窓外に張り付いて、

夜の光に吸い寄せられる虫たちを獲物にして、しばらく滞在する のです。

去年の夏のブログでも、「夏の客人」として紹介したのですが、

それがまさしく1年前の8月10日。

それからちょうど1年後にまた、客人はやってきたということです。

生き物の営みって本当に面白い。

その営みの中に、我が家での夏の滞在が組み込まれているかと思うと

これまた、うれしくなるものです。

 

今年の夏のグリーンカーテンはパッションフルーツ。

いくつか大きな実を付けました。

トロピカルフルーツはあまり食べないけれど、

窓外にコロンとこの実がなっているのは、なんともかわいらしい。

 

猛暑が続き、エアコンの効いた部屋から出るのは、

かなり勇気が必要な毎日です。

そんな中、ハコニワにお越し下さった皆さま、ありがとうございました。

皆さんのおかげで、私もたくさんの元気をいただいてます。

今週は14日(水)にお盆休みをいただきますので

15日(木)、16日(金)、17日(土)のopen です。

またぜひ、お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

「月と庭」再入荷 · 2013年8月9日 金曜日

「月と庭」の麻のバッグ。

再入荷しました。

今日は、作り手のつきのわさんがモデルさん。

ちらりとのぞく裏地のシャーベットカラーがアクセント。

リバーシブルもできて、肩にかけたり、腕に下げたり。

いろいろな使い方が楽しめます。

数に限りがある限定バッグですので、気になる方はお早めにどうぞ。

 

月と庭 麻バッグ 7140円

 

 

 

 

 

 

 

いつでもコーヒー · 2013年8月7日 水曜日

今日の暑さはまた格別のようです。

それに加えて、蝉の声のけたたましいこと!

夕方のヒグラシの声は大好きだけれど、それ以外の蝉の声はいただけない。

たまに、家の白い外壁にジジジとへばりついているアブラゼミなんかは

あまり見たくない光景で、即刻退場していただきたい。

一週間のはかない命なのだから…などという感傷的な気持ちなど、

私には皆無なのであります。

 

こんな夏の日でも心落ち着かせてくれるのは一杯の熱い珈琲だなー。

庭の芝生にじりじりと照りつける日差しを横目に、今日も熱い珈琲。

とりわけ私のお気に入りの古真舎のマグカップで飲む珈琲は、

フィンランドの森の奥の湖畔のテラスでいただく一杯のようでございます。

行ったことないんだけどね。

 

古真舎・齊藤 マグカップ、ティーカップ 2835円 3150円