Archive for 3月, 2013
ハコニワ at ル・クール · 2013年3月30日 土曜日
ひたち野うしくの一軒家のかわいらしいパン屋さん「ブーランジェリー ル・クール」さん。
この度3周年記念のイベント 「ル・クール+(プラス)」
にハコニワも声を掛けて頂きました。
4月2日(火)、3日(水)の二日間のイベントです。
詳しくはハコニワHP お知らせをご覧下さい。
市内のケーキ屋さん、ハンドメイドの作家さん達の作品、
その日だけのル・クールさんのお得なパンセットなどが並ぶ中、
ハコニワならではの「パンが似合う器」をご用意して出張いたします。(物だけね)
ル・クールさんのパンとハコニワの器の組み合わせ、いかがでしょ?
陶器、木の物、カゴなどをお持ちします。
ハコニワが考えるパンと器の組み合わせを楽しんで下さったらうれしいです。
ハコニワは来週も、3日(水)から6日(土)までいつも通りの営業ですので、
ル・クールさん同様、ぜひお運び下さいませ。
カディショール · 2013年3月29日 金曜日
春らしいショールが入荷しました。
インドの手紡ぎ手織り布、カディです。
(ジャムダニ織 ブルー 9240円)
(ジャムダニ織 レッド 9240円)
入荷したのは、カディの中でもジャムダニ織りという高度な職人の技から生まれた
手の込んだもの。
カディはあのガンディーが植民地支配のイギリスの機械織綿布に対する抵抗の手段として
インド各地を歩き、手織り布によるインドの自立を促したという由来があります。
私は独身の頃、友人とインドを旅したことがありますが、
カディという言葉こそ知らなかったものの、インドの手紡ぎ手織りの布に惹かれて
何枚か持ち帰ってきました。
それからずっと大好きで、テーブルクロスにしたり、壁掛けにしたり、首に巻いたり。
涙も汗も、子供達のヨダレまでも染みこんだカディは
15年ほどした頃、残念ながらすり切れてしまったので、さようなら。
そして、今も変わらずインドの布に惹かれてしまう私。
ハコニワでも春になったら、少しご紹介してみたいと思っていました。
季節の変わり目の肌寒い日や日差しの強い日の首筋にまとったり、
窓辺にふわっと掛けてみたり、手織りならではの空気をはらむような柔らかさ、
ぜひ感じてみて下さい。
インド旅行で買ってきた張り子の小さな人形は大のお気に入り。 6人の楽団を3人ずつ友人と分けて…今でも大切にしています。
コ膳 · 2013年3月28日 木曜日
春ですねー。
お隣さんの山桜もほころびはじめました。ありがたや借景。
自宅にいながらお花見ができる幸せよ。
桜が見える縁側にお茶と本をのせた小さなコ膳を持ち出して…。
あるいは、芝生の上でひなたぼっこのお供に。
コ膳とは…
うだまさしさん作の小さなお膳のようなテーブル。
一月前、お客様から、「うださんの桜の木のコ膳を出して桜を愛でたい」という
なんとまぁ素敵なご注文をいただき、昨日晴れて入荷しました。
お花見に間に合ってホッ。
フラットな天版と細かい彫りが施されている天版。
フラットな方はご注文のお客様へ、彫りの方はハコニワに。
日の当たる場所でひとりお茶を飲みながら読書もいいし。
ふたりで月見酒なんぞも。
サンドイッチを作って、お外ランチもいいですね。
次から次へといろいろ使い途が広がって、考えるだけでも楽しくなる。
普段は花台にも活用できそうです。
(うだまさし 桜のコ膳 φ37 h12.5 23100円)
シミジミ美味しいもの · 2013年3月26日 火曜日
義母が昨日フキノトウの天ぷらを届けてくれました。
それにプラス「店に飾ったら?」と天ぷらにしていない生のフキノトウも。
フキノトウの薄緑。なんて初々しくやさしい色なんでしょう。
邪道かもしれないけれど、私は揚げたての天ぷらよりも、次の日に食べる
天ぷらが妙に好き。
1日経ってクタッとしたフキノトウの天ぷらにお塩を付けて、パクパク。
白ワインに合うんですよ、これが。
そして、春の到来にウキウキしていたら、一転、花冷えとなってしまった昨日、今日。
麹にはまっているという方からいただいた手作りの甘麹。
その方を真似てホットミルクで割って、甘麹ミルクにしてみました。
「人はその人の食べるものからできている」
ということであれば、
最近疲れ気味でドロドロな私を、きっと 浄化してくれるにちがいない、
シミジミ美味しいものふたつ。
ありがとう。
(器 高塚和則 桜のトースト皿 金高実音世 瓢箪薬味皿 鈴木宏美 鎬カップ)
モダンな和紙 · 2013年3月25日 月曜日
(桂樹舎 文庫箱 アイヌ縞 グレー 文庫箱が入っている外箱もステキ♡)
桂樹舎の和紙が大好きだ-!と大声で叫びたい。
この和紙の前だったら2時間ぐらいじっと座って見とれている自信あり。
ハコニワで人気の柄や新作の柄の文庫箱が入荷しました。
(文庫箱 万華鏡 大5250 円 小 3150円)
(文庫箱 大 丸紋 5250円 )
(木の葉 小物入れ 3150円 φ21×h19センチ )
今回初入荷の小物入れ。と言ってもダストボックスやマガジンラックに良い大きさです。
土曜日に入荷して店に置いたところ、お客様に瞬く間に見初められ、
現在在庫1個。
でも、急遽追加発注しておりますので、お見知りおきを。
民芸の懐かしい感じと、まるで北欧のテキスタイルのようなモダンさを
両方感じ取ることができて、どの柄も、どの色も素敵すぎます。
ハコニワにいらっしゃる年配の方も、若い方も、女の方も、男の方も、
不思議と年代や性別関係なく好きになって下さるのが、この桂樹舎の和紙小物です。
うちの中学生の息子にさえも、「オレも黄色の文庫箱欲しいんだけど…」と言われた時は、
「君はわかっとるなー!よしよし」と頭ナデナデ。
すぐさま「ホイ、使ってくれたまえ」とプレゼントしました。
こっそり部屋を見に行ったら、なかなかサマになっておる!
中身はなんじゃろう?
思春期の息子なのでプライバシーは尊重しましょう。
春のリース · 2013年3月23日 土曜日
「うたうた12つき」さんから春のリースが届きました。
うたうたさんはとってもピュアな人。
いつもキラキラした光をまとって入ってきて、こんなやさしげなリースを置いて
柔らかな余韻を残して帰って行きます。
うたうたさんと会ったあとは、いつも清々しい気持ちになっているから不思議。
そんなお人柄がリースにも現れていて。
今回はミモザが印象的なリース3点。
朝の店内でリースの撮影していたら、今日1日なにやら
良いことがおこりそうな予感すらムクムクしてきましたよ。
そろそろ部屋に春を呼びたい方、贈りものを探している方、
ぜひご覧下さい。
(うたうた12つき 春のリース 上から 2400円、1500円、1800円 )
春分 · 2013年3月20日 水曜日
春分の日です。
昨日は嵐の後始末。埃まみれの窓を片っ端から洗い流しました。
いつの間にか「ひょっこりひょうたん島」を心の中で口ずさんでいたのが
自分でもおかしかった。
♪ 丸い地球の水平線に何かがきっと待っている~
苦しいこともあるだろさ。悲しいこともあるだろさ。だけどボクらはくじけない。
泣くのはいやだ。笑っちゃおう。ススメー!♪
そして今朝はすっきり透き通った窓の向こうに見えるハコニワの森のコブシの花や
若葉の薄緑がやけに美しくて幸せ。
どこからともなくウグイスの初鳴き。
そう、こんなご褒美が待っていたのですね。
ノンビリ営業だったハコニワですが、
頬杖をついて窓外をうっとり眺め、
すっかり春めいた景色を堪能するにはうってつけの日でした。
長屋彩子さんのマグカップが再々入荷しました。
お問い合わせをたくさんいただいてましたが、
お取り置きもいたしますのでご連絡下さいませ。
(岩田智子 くさのうつわ 2100円 長屋彩子 マグカップ 1470円 小さな花瓶 1050円)
フカフカ · 2013年3月19日 火曜日
引出物のご注文をいただき、夜な夜なお包みをしていました。
ハコニワおすすめの今治のコンテックスのバスタオル♪
オーガニックコットン100%使用のオーガニックパイルとガーゼの二重構造。
コンテックス社は昔ながらの低速織機を使って、ゆっくりゆっくり織り上げているから
フカフカの感じが他の物とはまるで違います。
その上、タオルの命である吸水性も抜群ですし、
こんな引出物は、老若男女どんな方にも喜んでいただける
間違いなしのセレクトだと思います。
また私にとって引出物のご依頼を受けるということは、
お店として、少しは信頼して頂けるようになったのかなと
ちょっとばかりフカフカ~な気持ちになれる出来事なので、
心を込めてフカフカをかみしめながら、お包みしました。
そして今朝は、重ね重ねの春の嵐が通り過ぎ、
自宅も店も砂埃でジャキジャキじゃないですか!
今から大掃除かー、窓掃除大変なんですよ…。
はーーーー。今日はため息が出る日だな。
そんな私をよそに、庭の富貴草は嵐にも負けず、すっくと首を伸ばし
フカフカ~と一面に広がっているのでありました。
立ち上がれ私!前を向くんだ私!
(コンテックス バスタオル 2940円 フェイスタオル1050円)
サクラの一人膳 · 2013年3月15日 金曜日
金婚式を迎えられるお客様より、お祝いの引き出物のご相談を受けました。
そして選ばれたのは、高塚和則さんの桜の一人膳。
蜂の巣彫り(丸彫り)と木立(細彫り)を対にして、息子さん、娘さんご夫婦に
贈ることになりました。
うれしい時も悲しい時も、仲の良い日もケンカの日も、
夫婦は同じ食卓で一緒に同じ物を食べ続け、
他人だったふたりがいつの間にか、どことなく似た雰囲気を醸し出すようになるのは
そのせいかもしれない…。
誰かのエッセイで、そんなことが書いてあったことを思い出しました。
50年という月日、くる日もくる日も食卓に並んできた老夫婦から、
かけだしの夫婦に桜の木のお膳を贈る。
そこには深い伝言が込められているような気がして、
よい記念品だと思うのです。
一汁三菜がのる程よい大きさ。
丹精込めた和食の日も、ちゃちゃっとカレーで済ます日も。
こんなお膳があったら、いい夫婦になれそうだ…
(高塚和則 サクラ一人膳 35センチ×27センチ 7350円 )
パンと籠 · 2013年3月12日 火曜日
暖かくなると、とたんにモテ期に突入するもの、それは籠。
ハコニワでもいつもの籠が近頃急にオーラを放ちはじめている気がして、
店番をしながらの私もついつい目を奪われております。
今日はうしく路地裏マップのお仲間でもある素敵な一軒家のパン屋さん「ル・クールさん」の
美味しいパンとハチタスニの六つ目かごを組み合わせてみました。
日本の手仕事とパン。不思議にとっても絵になる組み合わせなのです。
岩手の篠竹楕円ざる、我が家ではいつも天ぷらやお蕎麦やおにぎりの器として
登場しているけれど、パンだってこんなに似合う。
籠やざるは、春の食卓に軽やかさを運んできてくれるようです。
皆さんも、コートを脱いで軽やかになって、ぜひハコニワにお運び下さいませ。
(ハチタスニ 六つ目カゴ 岩手篠竹楕円ざる 3000円)