~秋の森のおとしもの~「うたうた12つき」
2016年10月14日 金曜日
リース作家「うたうた12つき」。
その名のとおり、季節の移ろいを草花に重ねて、鼻歌を歌うように
思いのたけをつなげていくリース。
うたうた12つきのリースを見ていると、
そこにつながれた季節の草花だけでなく、
その草花のまわりに吹く風までも感じられるから不思議です。
彼女のリースは、移ろいゆく季節の、
その時々の一瞬を凝縮させたものとして楽しむ一方で、
作りたての彩りあるリースが、月日を経て少しずつ色褪せ、
アンティークな風合いに変わっていくのを見守っていくというのも、
もう一つの楽しみ方だったりします。
今回の~秋の森のおとしもの~をイメージしたリースが、
その輪の中で少しずつ少しずつ秋が深まっていき、
いずれは冬枯れの野のような静かな風景に変わっていくのを
思い描きながら、ご覧いただけるといいな、と思っています。
「うたうた12つき」のファンはハコニワのお客様にも
本当にたくさんいらっしゃって、
「うたうたさんのリースは今度いつ入りますか?」という
お問合せを多く頂いておりました。
今回は今までになく多くの作品が届く予定ですので、
ぜひご覧くださいませ。
作り手のうたうた12つきさんは、会期の初日19日(水)に
在廊して下さいます。