そば猪口
2015年4月2日 木曜日
志村和晃さんから染付のそば猪口が届きました。
そば猪口はそば猪口としてだけでなく、こうしてコーヒーを飲んだり
デザートカップにしたり、小鉢に使ったりで楽しめます。
暖かな日差しを感じるようになると、手に取りたくなるのが染付の器。
志村さんの絵付けは、ほんのりかわいらしく上品で
古いもののような、または欧風でもあるような、心惹かれる器です。
そば猪口でコーヒーを飲む傍らで、長男がおもむろに語り出した話。
「コーヒーをそば猪口で飲むように、カフェオレもどんぶりで飲むのもありかな?」
と…。
ムムム?いやーな予感。
先日高校生の長男が野球好きの友人二人と横浜球場にナイター観戦に行った時のこと。
観戦前に中華街で腹ごしらえをし、
ちょっと背伸びして元町の話題のカフェに入ったそうな。
茨城から来た純朴な高校男子3人組は、シャレオツなことをやっている自分たちに
「俺たちなんだか大人じゃん?」とドギマギしながら
焼きイチゴタルトとカフェオレやカフェモカなどを注文。
運ばれてきたのが、息子曰くドンブリみたいな器に入った飲み物だったとか。
私の嫌な予感がますます増幅していく。
「あのねー、それはカフェオレカップでしょ。」と私。
彼らはその得体の知れないドンブリカップに焦り
どうやって飲むのかをスマホで検索。(カワイイ♡)
ところが健全な高校生のスマホはフィルタリングがしっかりかかっているため
検索不能だったらしく。(フィルタリングってそこまでか?)
「で?どうやって飲んだの?まさか!」
「スープみたい飲んだんだ。やけに小さいスプーンでずるずるとね」と息子。
ガハハハハ!
この話に一日中何度も思い出し笑いして、母はシワがまた増えました。
この笑い話を夫と次男にしたところ、
こちらもなんとカフェオレカップを知らないことが判明。
夫までもか?とちょっと驚愕。
でもこちらの2名は、そんなもの知らなくてもスプーンでは決して
飲まないそうです。
理由は「面倒くせ~。ガブ飲みしたいし」ということで。
志村さんのそば猪口から、我が家の天然くんまで、
かなり話がそれました。
志村和晃 そば猪口 2200円