フクロウ
2015年1月19日 月曜日
月曜の朝、次男とケンカ。
他愛もないことが発端だったけれども、どちらも引っ込みが付かなくなる。
性格が似ているのか、沸点もほぼ一緒で、ふたりでぐつぐつ煮えたぎる。
そして大抵は冷めるのも早く、いつも一緒に急降下というパターンであったが、
ヤツはどうやら反抗期に突入したらしく、
今朝は朝食も食べずにプイッと学校へと出て行った。
あの無類の食いしん坊が大好物のお雑煮を食べずに出て行くなんて!
夕方帰宅するころはケロッとしているのを期待していたが、
反抗期少年の怒りはおさまっていないらしくツンケンしている。
そっちがそう来るなら、こっちだって負けてなるものか。
いつも必ずしている習い事の送り迎えをしてやらなかった。
しかし…
突き放したつもりが、真っ暗で寒い道を一人自転車で帰ってくることを思うと
切なさが募って後悔している。
先日ハコニワのお客さまに、店の棚にある木彫りのフクロウの顔に
私が似ていると言われた。
輪郭と体型は、まぁ、遠からずだけど、
このフクロウのどこか達観したようなホノボノ顔にはなかなかなれないな~
と思う。
眉間にしわを寄せ、反抗期少年と張り合っているようじゃ
まだまだダメですな。
さて、この私は冷え冷えとした体で帰ってくる少年に
フクロウ顔であたたかく「おかえり」って言えるだろうか?
言おうかな?言えるかな?言いたいな。