川の字

2014年12月15日 月曜日

寒さが身にしみる頃となりました。

麻と麦は上手に日だまりを見つけて、心地よく暮らしています。

午前中は食器棚の上や冷蔵庫の上などがお気に入り。

午後になると2階の息子の部屋が温室のように暖かくなるので

お兄ちゃんのベッドの上でお昼寝。

いちばん寒さが辛い早朝でも、必ず私と一緒に起きてきて

パンが焼けたばかりのほんのり温かいゴパン(パン焼き機)の上の座を

狙って、2匹で争ったりしています。

 

そして夜はというと。

私と麻と麦は私の布団の中で川の字で寝ております。

まさに文字通り「川の字」。

麻がいちばん左、麦が真ん中、そして私。

感心するやら不思議やら、この位置は何があっても必ず守られていて

麻は私より少しだけ離れて自分の位置をとり、

麦のために真ん中を空けてあげるのです。

そして麦はいつも私の腕枕でスヤスヤ。

私はそんな健気な麻が少し不憫になって、

真夜中そっと麻のお腹に手を伸ばしたり

足をさすってみる。

柔らかくて温かくてかぼそい。

愛おしい…愛おしすぎて涙が頬を伝う午前3時。

そして、手がびりびりしびれてる午前4時。

 

夫のことも息子たちの事も大好きな2匹だけれど、

眠るときは必ず私と。

川の字で。

 

 

 

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