今週のハコニワ
2018年1月24日 水曜日
今週のハコニワ、
木金土のOpenです。
平成はじまって以来の大寒波がくるとのこと、
聞いただけでブルブル震えあがりそうですが、
店内暖かくしてお待ちしてますので、
よろしかったらお出かけくださいませ。
今年もまた飛騨高山の真工藝より、木版型染の小さなお雛様が
届きました。
本物のご立派なお雛様があるお家でも、
玄関先にも小さいのを飾りたいとか、
季節のものとして、ちょっとしたお雛さまを飾りたいという方に
喜んでいただける、さりげなく素朴なお雛様です。
(赤い箱入り 真工藝 お雛様 2200円+tax)
若かりし頃、かつて私が女を忘れて仕事をしていた頃の話。
今でも過労死問題などで悪名高き業界だけれど、
当時は女性も少なく、男性の中でたった一人という状況で
必死に仕事をすることも多く、
もちろんまわりの男性からも
私は女とみなされていないだろうと思っていましたし、
実際扱いがほとんど男の子扱いでありました。
そんなある日、一人の先輩男性が、
ランチタイムから戻ってくるなり、私のデスクにそっと
一つの包みを置いてくれました。
中身はなんと、、、雛あられ。
その日はちょうど3月3日。
ランチの帰りに老舗の和菓子屋の前を通り過ぎたときに
ふと私という、なんだか頑張ってる哀れな存在を思い出したの
でしょうかね?
なんてなんてオツなことをする男性なのだろう!と、
キュンキュンしちゃったのを鮮明に覚えています。
それ以後、そんな洒落たことなど絶対できない夫と一緒になり、
息子2人が生まれましたが、
せめて息子たちには、女心をかっさらうような
さりげない贈り物ができる男になってくれよと
誘導してきたつもりではありますが、
どうやらまったくその気配がないのが残念極まりなし。
お雛様を飾る季節になると、かならず頭をよぎる
思い出でございます。
私もいつまでたってもオンナノコ。笑