落ち葉考
2016年11月18日 金曜日
朝起きると、庭に落ち葉が落ちている季節。
庭一面に落ち葉の時もあれば、ちらほらと落ちている時もあり。
昨夜は風が強かったのねとか、静かな夜だったのかな?とか
想像したり、
さて、掃くべきか掃かざるべきか、それが問題であります。
落ち葉が庭にちらほら落ちているのは、とても風情があります。
ところがそのちらほら感が重要で、ある一定の量を超えてしまうと
途端に興醒めな感じになってしまうものです。
あ~今日はなんて感じの良い落ち葉の散らかり方、、、。
とうっとりしているところに、風が吹いてきて
数枚落ち葉が舞い落ちただけで、そのバランスは突如として崩れ、
もうとっても見てられない無様な様子に成り下がるのです。
この一線はいろんなことに当てはまります。
家の中の散らかり方とか、シチューの上に振ったパセリとか
お赤飯のごま塩とか。ある一線は大切です。
今日の朝の庭ははるかにそこを越えてましたので、
朝の家事を済ませた後、ひととおり庭掃きをしました。
庭掃きをしながら、今朝はだいぶ夜露が降りたことに気づきました。
夜露の重みで、木になんとかぶら下がっていた葉がこらえきれずに
舞い落ちたようです。
そういえば今朝はかなり冷えていて、いつもは私の布団から
顔だけ出して寝ている猫たちが、すっぽり布団の中に
もぐりこんでいましたわ。
庭の掃除を終えると、一息入れてお茶の時間。
お茶も、カップのどの辺まで入れるのが美しいかとかも
ある一線が確かに存在します。
掃き清められた庭を見ながらぼーっとしてたので、
一線を越えてなみなみとドリップされてしまったコーヒーを
ズズズと飲みました。
一線一線と繊細ぶっていながら、そこら辺はズボラです。
関太一郎さんの陶器のティポットのブローチが届いています。
胸にティポットのブローチひとつ。
一線を越えてない、さりげないかわいさだと思います。
関太一郎 ティポットブローチ 2000円、2300円+tax