夏の果

2016年8月29日 月曜日

皆さま、ご無沙汰しておりました。

ハコニワ、約3週間の夏休みを頂いて、しばらく専業主婦を満喫してました。

休み前は「to do リスト」を作って意気込んでいたのにもかかわらず、

やり遂げたことは一つ二つというありさま。

ブログも一度もアップせずにここまで来てしまいました。

それでも、夏が陰り始めてくる今日この頃は、

なんか気持ちが前向きになってウズウズしてきているので、

しっかり充電できたのかもしれません。

ハコニワは9月1日(木)よりまた営業する予定です。

木曜ではありますが、オテテベーグルも久しぶりに届きますので、

ぜひお立ち寄りくださいね。

 

さて、愛読書にしている「日本の七十二候を楽しむ 旧暦のある暮らし」

によると、この時期は二百十日と言って、立春から数えて二百十日目。

旧暦の頃から台風がやってくる日とされていて、稲の刈り取りを前にして、

農家の三大厄日の一つだそうです。

暦通り、今まさしく大きな台風が迫ってきていますね。

去年の台風は茨城県内にも大きな被害をもたらしたことだし、

どうか、大きな被害がないように通り過ぎてくれるよう願うばかり。

 

「夏の果(ナツノハテ)」は夏の終わりの季語。

夏の果てに今年も秋の訪れを告げる果物、葡萄を味わっています。

一昨年までは毎年わざわざ山梨に出向いて葡萄を買ってきてくれていた義父、

昨夏は体調が悪化して、その農園へ宅配をお願いしてくれたのでした。

そして今夏はその義父の新盆を済ませた夏。

だから今年のは少し小さめの茨城産。

 

私の身のまわりの諸々は、少しずつ変わっていくけれど、

夏の終わりには台風が来て、そして変わらず葡萄を食べる暮らし。

変わることにいっとき心は揺さぶられるけれど、

結局は変わらない大きなものの中にいることに安堵します。

さてと、台風に備えて、庭の植木鉢をしまわないと。

 

 

 

 

 

 

 

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