ミモザ
2016年3月11日 金曜日
どんより曇って気分も沈みがちな日に、華やかな笑顔とともに
お手製のミモザのスワッグを届けてくれた方は、
ミモザというと私を思い出すと言ってくれました。
こんな可憐で明るい人ではないわ~と自分で重々承知の上で、
それでもそう言ってくれることがうれしい。
うれしくて、この豚さん、昨日から木に登って下りてきません。
困ったな。
ミモザの花言葉はたくさんあるようで、その中の一つ、「友情」を
その人は私にくださったのかな~と思っています。
そして、ミモザの花言葉には「豊かな感受性」というのもあって、
私はその方にこの言葉をお返ししたいな。
美しいものに敏感で、センスがよくて、大笑いして、ほろりと涙をこぼして、たまに怒って。
とっても人間らしくてかわいい人。
そんな人からいただいたミモザのスワッグ、
ハコニワの壁に飾りました。
友情と言えば、今週の店休日に、
2年ぶりに会う友人と、なんと13年ぶりに会う友人が訪ねてきてくれました。
17歳の長男がお腹にいる時に母親学級で知り合ったふたり。
その後、子育てサークルにそのまま移行し、初めての育児の大変さを
分かち合い助け合い乗り越えてきた同志のような存在。
それぞれが仕事をはじめたり、引っ越しをしたりで、
いつの間にか顔を合わせる時が無くなってしまったけれど、
ずっと心の中にやさしい温もりとして残っている人たちでした。
久しぶりに会って、とってもとってもうれしかった。
話は尽きなくて別れがたかったけれど、共通のある思いを胸にしまって、
また別々の場所へそれぞれが戻っていきました。
その後もずっと、私の中に余韻が残っています。
会わないときも、心の中に温かい余韻を感じられる人が、友達なんだな。