カンタ(インド女性の手刺繍の布)
2014年2月19日 水曜日
先日友人がダンナ様の仕事に付き添ってインドに出掛けることになり、
そのついでに私の大好きなカンタというインドの布を買い付けてきてもらいました。
カンタはインドのベンガル地方に古くから伝わる繊細な針仕事。
その昔表に出ることを制限されていた女性たちが、
いろいろな思いを一針一針刺繍で表現していたのでしょう。
それが今もずっと女性たちに受け継がれている手仕事。
布全体にちりばめられた気の遠くなるような手の込んだ刺繍。
その根気強さを思うと、頭が下がります。
図案はため息が出るほど美しく緻密なものから、ユーモラスで思わずクスッとして
しまうものまで様々。
今回友人が買い付けてきてくれたものも、几帳面な女性の手によるものや
「この人はきっと大らかな肝っ玉母さんだね」的なものや、
「これはまだ見習いの少女の手かな?」というものなど…
手の後をたどりながら、遠い国の女性たちを想像するのも楽しいものです。
そして、そのカンタを今回はハコニワでお馴染みの「つきのわ」の大月さんに、
いろいろな物に仕立ててもらうことにしました。
カラフルなリネンと組み合わせたチビバッグやチビチビバッグ。
それからコースターやブローチなど、
これから少しずつハコニワに並びます。
…とブログアップしている間にも、お客様に見初められてしまいました♪
カンタのチビバッグ 3150円 チビチビバッグ 2415円