珈琲の時間

2014年1月13日 月曜日

3連休の最終日。

夫は仕事が忙しいらしく職場へ、

受験生の長男は朝食を済ますと過去問をつめたリュックをしょって

図書館へと出掛けていきました。

今週からいよいよ長男の私立の入学試験が始まります。

3月の第一希望の県立の試験が終わるまで、あぁ、落ち着かない日々が続きそう。

 

ふたりを送り出した後でゆっくり珈琲を飲む私の隣には

テレビを見ながらケラケラと無邪気な笑い声を上げている次男。

そんな横顔を見ながら、長男の名前と次男の名前の文字がふと頭に浮かびました。

長男は「岳」という文字、次男は「陽」という文字がそれぞれの名前に入っているのです。

生まれたときに、そうなって欲しいと願ったように、

山道をコツコツと登るような子と、日だまりのようなポカポカ陽気の子。

 

珈琲はつかの間、人を穏やかに優しくしてくれるので、

ふたりが生まれた頃の柔らかな気持ちにタイムスリップしたりして…

 

それでもマグカップの珈琲を飲み干す頃には魔法も解けて、

受験の心配やら、いつものお小言始まります。

「あんた、いつまでテレビ見てるの!」

 

 

 

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