Archive for 12月, 2012
金高実音世さんの器たち · 2012年12月16日 日曜日
ハコニワに先日、陶芸家の金高実音世さんが納品に来て下さいました。
金高さんの器は粉引の柔らかな雰囲気に加えて、美しい鎬や彫り目がアクセント。
しなやかな女性らしいフォルムが特徴的です。
そして、手に収まった時の軽やかさにまず驚きます!
お話を聞くと、それは彼女がとても大切にしている感覚。
そんな使い勝手を大切にしている物づくりが、ひしひしと伝わってくる器、
いろいろ入荷しました。
今日はまず飯椀と瓢箪薬味皿をご紹介します。
こちらは高台から鎬が入っている、シャープな美しさ。
こちらは少し丸みを帯びたやさしい雰囲気。ふわっと手の中におさまる感じ。
そして、コチラはかわいらしい瓢箪のかたちの薬味皿。
お鍋の季節ですから、こんな薬味皿があったら楽しいはずですぞ。
今日の私はお漬け物2種を盛りつけてみました。これもまた、サマになります。
明日は、クリスマスやお正月にもぜひ!というちょっとおしゃれな器を
紹介します。
何を盛りつけてご紹介するか、それがモンダイだ…。
(金高実音世 飯椀 2625円 瓢箪薬味皿 1260円)
今日の夕焼け · 2012年12月14日 金曜日
ハコニワでの私の定位置。
その正面に日が落ちるようになりました。
ここに座っていると、日に日に太陽の位置が変わっていくのがわかります。
今日もミツロウキャンドルをともし、静かに夕焼けを楽しみました。
至福の時間です。
ご来店下さったみなさま、ありがとうございました。
そして、また明日の出会いが楽しみです。
今日の買い物 · 2012年12月12日 水曜日
今日はプライベートのお買い物の話。
こちらusedのパイレックスの水差しです。容量は1リットル。
私のお気に入りのお店、中古家具屋のsonotaさんで
手に入れました。
かっこいいボトルに、蓋は革紐の付いた大きなコルクのボール。
この大きさがチャーミング。
ちょっとケメックスみたいな雰囲気だけど、こんなの初めて見ました。
さっそく食卓のウォーターカラフェとして使いたいと思います。
おしゃれすぎるかな?
そして、時には花瓶にも使いたい。
sonotaさんの品揃えは、とても楽しいのです。
北欧のものもあれば、イタリアの照明もあるし、日本の古家具もある。
とにかくいろいろミックスなのに、店内はsonotaワールドを醸し出していて
素敵な部屋に遊びに来たよう。
インテリアはひとつのテイストで固めるより、いろいろなテイストがミックスされているのに
結果的にはその人風…というのがかっこいいな、と改めて思ってしまいます。
そんなわけで、今までsonotaさんでビビっときてハコニワに連れてきたもの、いくつか。
柏木工のチェア。
古くてながーいベンチ。
渋い感じのコーヒーテーブル。
どれもお値打ちで、そして、いつもきれいにリペアされているので
古家具なのに清潔感があるのがうれしいです。
また、お宝を探しに行こう。
長崎みかんと六つ目ざる · 2012年12月11日 火曜日
長崎で暮らす叔父、叔母から、見事な長崎みかんが送られてきました。
葉っぱが付いているだけで、もうスペシャルな感じ。
子どもみたいに、葉っぱつきばかり手にとって食べてしまう。
お味と言えば、甘みはもちろん、酸味もキリリと効いていて、
五臓六腑に染みわたるような美味しさです。
ハコニワでお取り扱いしている「ハチタスニ」の六つ目ざるに盛ってみたら
何気なく美しい、冬の風物詩。
遠く離れた叔父と叔母も、このブログをたまに見てくれているそうで…。
「おじさん、おばさん、ありがとうござしました。本当に美味しいミカンでしたよー。」
さて、ハコニワも明日水曜から土曜日まで13時~17時のopenです。
クリスマスも近いです。
大切な方への贈りもの、ご自分への贈りものを探しに、ぜひお立ち寄り下さい。
読書 · 2012年12月10日 月曜日
今日は少しだけのんびりする時間ができました。
ゆっくりお茶を入れて、読みたい本を用意して、
ソファに沈み込む。ウシシシシ…
最近の私、生物学者の福岡伸一氏の著作がしっくりきてます。
目の前のことばかりに気を取られ視野が狭くなりがちな時に、
大きな川の流れに身を任せるような、ゆったりとした気持ちになれるから。
自分を俯瞰できるような新たな視点をあたえてもらえるというのは
大切なことだと思うのです。
そして、そして、Casaは大好きな雑誌。
今回は「完全保存版・美しい収納術」!
もう、この手のことになると、むさぼるように見入ってしまう。
「収納はしまう行為ではなく、取り出すための行為です。
まずは、その認識を改めましょう」というアドバイスに
妙に納得してしまいました。
とりあえずきれいに押し込めてみました的な私の収納は、
いつもどうも使いにくく、いつの間にかごっちゃごちゃ。
収納術の新しい視点を指し示してもらって、目からウロコです。
今日はゆっくり読書でも…と思っていたけど、
模様替え魔がまたまたウズウズしはじめて、
じっとしていられなくなったとさ。
手紡ぎ・手織り · 2012年12月8日 土曜日
北風が吹く今日、手紡ぎ、手織りの羊毛のコースターや鍋敷がハコニワにやってきました。
あー、もうそれだけでぬくぬく気分。
実は数週間前に少しだけ入荷していたのですが、ブログにアップする余裕もないうちに
引く手あまた…またたくまに品薄。
nakoboの登坂尚子さんの作品です。
手紡ぎ、手織りのぬくもりがひしひし伝わってきませんか?
今日は、コースターの大きさの物、鍋敷やティーマットに使えそうなもの、
鉄鍋が似合いそうな大きめのマットまで色々入荷しました。
いつものマグカップが羊毛のコースターで温かそう。
シックな地色に、きれいな色のアクセント。色合わせのセンスがとてもいい。
こんなあったか小物があるだけで、冬の楽しみが一つ増えるような気がします。
贈りものにも、ぜひどうぞ。
(nakobo コースター 800円 鍋敷・小 1200円 大 1600円)
野菜かご · 2012年12月6日 木曜日
ハチタスニの今泉可南子さんから、大きめの竹籠が届きました。
「野菜かご」と名付けられていますが、
もちろんいろいろな用途に使える大きさです。
洗面所でタオルを収納しても素敵かも…と思って
ハコニワでコンテックスのタオルをディスプレイしたところ、
いつもより多くのお客様にタオルを手に取っていただけました。
次の日に着る服をこの籠にまとめてベッドサイドに置く、
なんていうのもいいかもしれません。
とても丁寧でしっかりした編み目。
物を入れると、その美しさと頑丈さがますます際立ちます。
お値段は決して安くはありませんが、かごを編む行程を想像してみると
きっとうなずけると思うのです。
そして、今は青々としたこの竹が、時間が経つにつれて色が変わり
飴色になっていくのも楽しみではありませんか?
ぜひともご覧いただきたいな、と思います。
今日はね… · 2012年12月5日 水曜日
ここのところ、店を開ける前のひと仕事、落ち葉掃き。
今日は大量で、ほうきで集めた落ち葉は大きな山となりました。
ここに寝っ転がって青空を見上げたら、さぞかし気持ちいいだろうなー。
落ち葉の中に体を沈めて、森の中で過ごすというネイチャーゲームがあったっけ…
こんな感じです。
もうすぐ開店時間なので、そんな悠長なことはできなかったけれど、
想像しただけでも、少し癒やされました。
ちょっと面倒な落ち葉掃きも、こんなことをしてクスッと笑いましょう。
そして、店を開けるなり、会いたかった友人ご来店。
その友人は日々の暮らしをとっても丁寧に、穏やかに、そして楽しんでいる人。
お料理だって、洋裁だって、ピアノだって上手です。
今日は3週間かかって編み上げた、手編みのベストを着ていました。
手、手、手編み-?
何色も使って、こんな細かい模様を手編みだなんて!
ホントに素敵でした。そして、柔らかい雰囲気の友人にとても似合ってた。
それから、ハコニワの常連さん2名も加わって、楽しい時間を過ごしました。
みんな、みんな、素敵。みんな、みんな、いい人です。
私もがんばろー!
木の蓋の入れもの · 2012年12月4日 火曜日
少し前から、ハコニワのブログの写真の片隅にチラホラ顔を出しているコチラ。
ブログをよく見て下さっている方や、先日ワークショップにいらした方から
もっとちゃんと紹介して欲しいとメールをいただきました。
大変お待たせ致しました。では、ご紹介します。
こちら、うだまさしさん作の「木の蓋の入れもの」。本当の名前は少し違っていましたが、
長かったので、わたし忘れてしまいました。うださん、すみません。
うださんのお知り合いの陶芸家に作っていただいた陶器の円柱形の入れものに
うださんがチェリー、クルミ、ナラで作った木の蓋をのせちゃいました。
この蓋が何とも言えず愛らしく、素敵なフォルム。
このセンスがうださんだなーとしみじみ思っています。
「何に使うのですか?」というご質問を受けますが、
小さな木さじを中に入れてシュガーポットに使うとか、薬味を入れるとか、
アクセサリーをしまうとか…、
どうぞご自由にお考え下さいませね。
とにかく、可愛くてしゃれてます。実に。
(うだまさし 木の蓋の入れもの 3675円 ※茶さじは付いてません)
うたのわ(井戸端会議) at ハコニワ · 2012年12月3日 月曜日
日曜の昼下がり、ハコニワで2回目のリース作り「うたのわat ハコニワ」。
手が動く、動く。口も動く、動く。
はじめて顔を合わせた6人が、思い思いのリースを作りながら、いろいろ
語り合ったのでした。
ハコニワがつかの間でも、そんな場所になれたことがとてもうれしかったです。
そして、ひとりひとり個性あふれるリースが完成した後は、
Mikiさんのお菓子の時間です。
抹茶ロールと洋なしのタルトを三種類のお皿に。
初冬をイメージした盛りつけです。
赤い実と抹茶のグリーンが大人っぽいクリスマスを演出してくれたようでした。
日もとっぷり暮れたころ、
赤い実のリースを手に、みなさん晴れやかな表情でさようなら。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
またお会いしましょうねー。