Archive for 11月, 2012
秋の夜長とミツロウキャンドル · 2012年11月14日 水曜日
日が落ちるのが早くなりました。
夕暮れ時はなんとも、もの寂しい気持ちになるものです。
でも、この季節だからこその楽しみもあって…。
薄暗くなった部屋の照明をつける前に、キャンドルを灯してみるというのは
どうでしょう?
ハコニワでも、夕闇が迫る頃に、ミツロウキャンドルを灯しはじめました。
小さくゆらめく炎が、ザワザワした1日をクールダウンしてくれるよう。
ミツロウの甘い香りにつつまれて、秋の夜長へ静かにスイッチオン。
…とかなんとか言っても、日々の生活はそんなに優雅にいかないことは百も承知の上で、
こんな演出が気分を変えてくれるというのも確かです。
ハコニワに入荷したオーストラリアのノーザンライト社のピュアなミツロウキャンドル。
ノーザンライト社は、ユーカリの森のミツバチのコロニーを守り、増やすことを第一に考え、
ミツバチの巣箱からはみ出したり、使われなくなった巣房のふたの部分などのミツロウを
手作業で集めているそうです。
ガラスのホルダーが付いている物や、つり下げるタイプなどもあって、
いろいろな場面で素敵に取り入れられると思います。
プレゼントにもいいですし…。
今日も夕焼けと相まって、いい感じ。
よい1日をありがとう…ってな気分。
(ミツロウキャンドル、キャンドルホルダー付きミツロウキャンドル 1260円~3150円)
冬のリース · 2012年11月13日 火曜日
先日告知しました、ハコニワでの野バラの実のリース作りのワークショップは
早々と定員になってしまいました。ありがとうございます。
残念ながら、参加して頂けなかった方、申し訳ありませんでした。
でも、がっかりしないで下さいね。
「うたうた12つき」さんから、素敵なリースが入荷しています。
「冬の野山」とタイトルがついているように、
空気が澄んだ冬の朝、森の中を散歩した気分になるようなナチュラルなリースです。
明日から、ハコニワの白い壁を彩ってくれますので
ぜひご覧下さい。
13時からのopenです。お待ちしています。
(うたうた12つきのリース 冬の野山 各種1500円~2000円)
しみじみ&モダン · 2012年11月12日 月曜日
忙しない毎日に、ちょっと句読点を打ちたかったのと、
この器を紹介するときは是非とも煮物を盛りつけたいと思ったので
朝起きるなり、かぼちゃを煮たり、ヒジキを煮たりしました。
新しくハコニワにお迎えした小野悦子さんの器は
案の定、こんな素朴なおかずをも、とってもオシャレに見せてくれたのです!
しみじみと落ち着いていて、それでいてモダンな印象。
こんな形のカップだと、いつものお茶の時間もなんだか新しい気持ちになるものです。
新しい気持ちになったところで、
さあ、今週のハコニワ、水曜から土曜までopenします。
当分の間、13時~17時までとなりますが、どうぞ、よろしくお願いします。
お休みしながら思うこと · 2012年11月10日 土曜日
秋から冬へ大急ぎで季節が駆け抜けていくような気がしています。
店の前のダンコウバイがそれはそれは綺麗に色づきました。
この色を少し長めに楽しみたいのに、もうすぐ散ってしまうのでしょうか。
そして、父の入院はどうやら長丁場になりそうです。
時間をやりくりして、ハコニワも来週からはOPENします。
というか、もうOPENしたくてたまりません!
ただ、時間の方は流動的になるかも…です。
通常は水、木、金は午前から営業しておりましたが、
その時によって午後からの営業になることもありそうなので
どうぞ、HPのTOPをご覧の上、ご来店いただけますようお願いいたします。
お休みしている間にも、いろいろな入荷がありました。早くお披露目したいよおおお。
早く水曜日になって、また皆さんとお会いしたいなと思っています。
急なお知らせ · 2012年11月8日 木曜日
いつもいつも急なお知らせで申し訳ありません。
ハコニワ、急遽、9日(金)10日(土)ともお休みさせていただくことになりました。
そして、本日8日(木)も15:30でclose致します。
ご来店を予定して下さっていた方、大変申し訳ありません。
父の闘病がなかなかスムーズにいかなくなっており、
そんな中でも、できるだけハコニワも開けたいと思っています。
そのような理由から、突然お休みをいただいたり、不定休となっておりますが、
HPをご確認いただいた上で、ご来店いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
冬支度② · 2012年11月7日 水曜日
昨日に引き続いて、私&ハコニワ冬支度その②。
今日は厚手の靴下とバブーシュを履き始めました。
この季節になるとやはり足もとに冷えを感じますからね。
これが冬本番になると、靴下、フリースの部屋履き、バブーシュの3つ重ねをして
フローリングの上を走っていたりするものだから、
たまにドテッと大袈裟に転んだりする私です。
ハコニワにも冬支度として、バブーシュが入荷しました。
ただこのバブーシュ、残念なことが一つ。
入荷したての時は、ちょっと匂いがきついです。獣の匂いなのかな?
そこで、しばらくハコニワの庭で陰干しして、匂いを飛ばしている最中。
少しすれば、ほとんど気にならない程度になるので、しばしお待ち下さいね。
ただ、「獣臭いなんて全然気にしません。むしろ好きです」という肉食系の方には
すぐにでもお売りできます。
ウールとサイザルを編み込んだ温かそうな籠も入荷しました。
お財布と携帯と小さなポーチが入るぐらいの小さな籠。
秋冬のシックな装いにアクセントになってかわいらしいと思います。
(モロッコのバブーシュ 3150円、 ウールとサイザルの籠 3990円)
ずっとお嫁に行けてなかった、苔屋さんの盆栽のひとつが、今日嫁いでいきました。
以前、このブログで、蛇苺がなったのをご紹介した盆栽です。
かなり器量よしだったのに、ずっと売れずに残っていたのは
「まだ行かないで…」というオーラが私から立ちのぼっていたのでしょう。
ソロの木が紅葉し始めて、とっても綺麗になっていたので
とうとうお客様に見そめられてしまいました。
花嫁を嫁がせる店主はうれしくもあり、寂しくもあり。
冬仕度 · 2012年11月6日 火曜日
1日冷たい雨が降っているせいで、ついついダラダラと過ごしていますが、
せめて少しずつ冬支度を始めようと思い、アラジンストーブを出しました。
こちらのアラジンさん、我が家では10年選手。
新しい家に住み始めても、エアコン暖房と併用して使っています。
灯油のタンクが小さいので、マメに給油しなくてはならなかったり、
掃除が結構面倒だったりと、とても手がかかる子ではあるのだけれど。
円い窓からブルーの炎がゆらゆらしているのを見るだけで、
心がじんわり温まるというのでしょうか…。
鉄瓶をのせて湯気がシュンシュンしていたり、
鉄鍋をのせてコトコト煮込み料理を作ったり。
というオマケつきなのがうれしいです。
薪ストーブがある人からの薪ストーブ自慢を聞くたびに
(薪ストーブは止めれば良かったという話はついぞ聞いたことがないのはなぜ?
そんなに素晴らしいということなのかな?)
「いいなー、薪ストーブ入れれば良かったかな」と思うこともあるけれど、
薪の確保や管理など、私たち夫婦にはとてもムリムリ、ということで、
このアラジンぐらいが身の丈に合った暖房器具だと思っています。
ハコニワの方でもね。冬支度、少しずつ始まっていますよ。
手芸家の方に、フェルトのコースターを作っていただきました。
ハコニワのオリジナル。
私の好きな葉っぱモチーフでお願いしました。(各種 630円)
今日の雨は止んで、明日は晴れるそうです。
ハコニワ明日からいつもどおりの営業ですので、ぜひお立ち寄りくださいませ。
益子陶器市 · 2012年11月5日 月曜日
ハコニワお休み中に、益子の陶器市に仕入れの旅に行ってきました。
まずは、ハコニワでいつもお世話になっている作家さんに
新作の器を見せていただいたり、注文のお願いをしたり。
作家さん達とお話ししてすごくうれしかったのは、
「ハコニワさんで見たことがある!」とか
「ハコニワさんに置いている作家さんですよね?」と
お客様から声を掛けられたというのです。
ハコニワがお客様の記憶の片隅においていただけているのだなと
思うと、すごく励みになりました。
また、新たにお二人の作家さんにご挨拶して
少し先にはなりますが、ハコニワにお迎えできる事に!
本当に素敵な器なので、その日が楽しみで、楽しみで…。
その他、おなじみの作家さんの一点物の器なども
仕入れて来たので、
今朝はそれらをズラーッとテーブルに広げて、ウヒヒヒ。
あまり意識せず、直感の赴くまま選んできたら、
温かい煮物が似合いそうな器や、ほうじ茶や焼酎が似合いそう…
という器ばかり。
偏ったセレクションは、今、私が求めているものそのまんま。
ハコニワ、かなり個人的嗜好が強い店ということで、
そんな感じもお楽しみ頂けたらと思います。
夕方のハコニワ · 2012年11月3日 土曜日
クリスマスリースのワークショップのお申し込みが相次いでいます。
両日ともあと少しの空きがあります。
お一人で参加の方も多いので、迷われてる方、
どうぞお気軽にご参加下さいね。→両日とも定員となりました。
どのカップにするか迷われたお客様。
「あなたならどれにします?」と聞かれ、「んー…」
としばらく悩んで、
「すみません、どれも好きなので私は3つ持ってます」と
答えてしまったけど。
決して押し売りではないのはわかってくれたかな?
Mikiさんがお買い物がてら、お手製のマカロンを届けてくれました。
閉店するまで待てず、物陰でパクリ。
あーーー、とにかく幸せを感じてしまう美味しさでした。
では、ハコニワ、今週はこれにておしまいです。
風が冷たくなってきました。暖かくしてお過ごしください。
また来週お会いしましょう。
秋のブーケ · 2012年11月2日 金曜日
午前は父を見舞い、午後からハコニワという毎日。
父も日に日に、快方に向かっているのが実感できて
ほっと胸をなでおろしています。
たとえ心にひっかかる暗い気持ちをかかえた日でも
ハコニワでお客様に接していると、心底癒やされている気がして
ありがたいなと思います。
つい先日、お買い物にいらした方から
「うちの庭の花だから気にしないでね」と渡されたのは
秋の庭によく咲いているなじみ深い草花たちを、紅葉した木の葉でくるむように
した素敵なブーケ。
驚いたのは、その草花のひとつひとつが、ものすごく健やかなこと。
うちの庭にも確かに同じ花があるのに、それとは似ても似つかない瑞々しさ。
深紅があでやかな吾亦紅、プチプチはじけそうなヒメツルソバ、ミズヒキソウ、
コスモス、ホトトギス、小菊、すべてが満たされているオーラをまとっています。
さぞかし手入れの行き届いた、丹精こめたお庭なのだろうと想像がつきます。
そのお客様がお帰りになった後、ずっとそのお庭を思い描いています。
慌ただしく浅い呼吸で行ったり来たりしている私を、
軌道修正してくれているような秋のブーケ。